公務員試験の勉強法の話をする前に、私の基礎情報を記載しておきます。
公務員試験にチャレンジする場合、その人のバックグラウンドが大きく影響するためです。
私は、東京の私立大学、文学部を卒業しました。
大学受験では国公立を受験していないので、きちんと勉強した科目は3科目だけです。
(国語、英語、世界史)
このことは、公務員試験の教養試験を勉強するうえでは、大きなハンデとなりました。
公務員試験の教養試験は、理数系の数学、物理、生物、化学はもちろん、文系も英語、古文、歴史、地理と幅広く出題がなされます。そのため、大学で国公立を受験し、各科目のセンターレベルを一度学んでいる人は、大きなアドバンテージとなるはずです。
また、私は中学は公立に進学しました。中学受験は経験していません。
公務員試験では、鶴亀算や旅人算、ニュートン算といった「特殊算」と呼ばれる計算問題は多く出題されます。こうした問題は、中学受験経験者にはおなじみのものだそうです。
ということで、私は公務員試験のなかに、完全またはほぼ初学である内容を多く抱えていました。
勉強開始当初は大きな不安に襲われましたが、3カ月で何とか克服できました。
私立文系の皆さんでも、さらには大学受験を経験していなくても、教養試験は十分突破可能だと思います。
まずはそれを記しておきます。