古文は、市役所の公務員試験の教養試験では基本的に1問出題されます。
形式は文章読解で、内容一致のものがほとんどです。
文章自体は難易度の高いものはあまりでませんが、学生時代に古文をほとんど勉強していなかったという人は、なかなかとっつきにくいジャンルかなと思います。
しょせん出題も一題しかないので、例えば理系の受験生であれば、「捨て科目」にするのも一考だと思います。
市役所公務員試験はとても範囲が広いので、「どうしても苦手な分野」であり、かつ出題が少ない分野は、戦略的にすてる勇気も必要となります。
その上で私が提案する市役所公務員の古文勉強法は、
「息抜きを兼ねて古文のストーリーを知る」
です。
市役所公務員試験では、こぶんの出題元となる出展は非常に限られています。そして、いずれもよくテキストなどで収録される有名なものが多いです。
そのため、内容一致なので、物語のあらましをしっているだけでもかなり有利になります。さらにもっというと、「読んだことがある」文章が出題される確率もけっこうあります。
私は、実践する「超細切れ勉強法」のなかで、古文は「息抜き」と位置付けていました。あえて勉強と意識せず、普通に小説を読むような気持で、勉強の合間合間に古文を読むようにしていました(もちろん、現代語訳と照らし合わせながら)
以下では、こうした古文学習に役立つサービスをまとめます。
古文は公務員試験の過去問題集では文章読解の中に数問あるだけで、絶対量が不足しますので、下記サービスを活用して1日に1つか2つ文章を読めば、試験までには相当量の文章を読むことができます。
1.NHK高校講座の古文
無料で朗読まで聞けるので、一番おすすめです。ラジオ版も良いです。
2.スタディサプリの古典授業
最低限の文法など、ゼロからある程度学びなおしたい場合にお勧め。