公務務員試験の勉強をしていると、「なんで公務員試験はテストなんだろう」と考えることはないでしょか。こんな内容がなんの役に立つのだろう、とかね。
実際、公務員試験の独特のテスト様式のせいで民間企業志望者が受験を敬遠するという理由で、いわゆる公務員試験の教養試験を課さない自治体も出てきています。
でも、私は、受験生は「公務員試験がテストでラッキーだった」と考えるべきだと思います。
その理由は、たった一つ。
ペーパーテストは、考えうる試験の中でもっとも平等
であり、
本人の努力次第で逆転可能
なテストであるからです。
実際に、ほぼ面接だけですべてが決まる民間企業の就活の方が、よっぽど残酷であり、大変なものです。
面接では、外見や声の質、緊張の有無、はきはきしているかどうか・・・といった、どちらかというと先天的な影響のつよい要素が、合否に大きくかかわります。
もちろん、努力次第で変えられることもありますが、その割合は大きくありません。
また、そうした抽象的な判断基準になればなるほど、「コネ」などの不正も働きやすくなります。
面接の点は正解がないので、いかようにも操作できてしまうためです。
このように考えると、自分の一生にかかわる就職というイベントの、大部分がペーパーテストできまる公務員試験は、とてもありがたいものだと考えることができますね。
特に30代を超えて、このようにフラットなチャンスをもらえる機会は、決して多くありません。
そうと決まれば、あとはひたすら勉強するのみです。
今後も、できる限り具体的な勉強実践術を掲載していきます。